いま、和田秀樹精神科医が書いた「80歳の壁」と「70代でも死ぬ人、80代でも元気な人」を読んでいます。
この壁を超えたら人生で一番幸せな20年が待っています!と
その本にはこんなことが書いてあります。
- 参照その1
日本人の平均寿命が初めて50歳を超えたのは1947年(昭和22年)でした。
その頃の男女の平均寿命の差は3歳ほどでしたが、今ではそれが6歳に広がりました。
女性の平均寿命が伸びたのに男性は伸びなかった。
原因の1つに日本人の健康診断信仰があると思っています。
定期の健康診断の多くは会社で実施されていました。
一昔前までは男性が圧倒的に多いと言う状況でした。
検診が長生きに寄与するなら男女の寿命は逆転しても良かったはずなのに、むしろ差が広がってしまいました。
つまり検診が意味をなしていないと言うことです。
- 参照その2
病院に行かなくなったら死者数が少なくなったと言う事実があります。
それは
2020年(令和2年) は新型コロナウィルスの影響で病院に行く人が大幅に減りました。
コロナに感染したくないと少し位の不調は我慢した結果です。
特に高齢者にはその傾向が見られました。
その結果意外な現象が起きました。
日本人の死亡者数が減ったのです。
つまり病院に行かない方が死なないと言う皮肉なことが起きました。
ここまで読んで、ますます次を読んでみたくなりませんか?
ちょうど猛暑で外には出たくない気分なので、この2冊の本を読んで、今まで常識としていた、あるいは間違った健康志向が明らかになるのではと思っています。