お賽銭は「なるべき100円以上にしてください」と都内のあるお寺の賽銭箱に貼ってあったとのニュースです。
どうして100円以上なのか聞いてみたところ、そのお賽銭の小銭を銀行などに入金する時に「硬貨入金手数料」というのを取られるようになったからなんです。
その手数料が結構高いのです。
- 最初に始めたのが、2019年にりそな銀行です。
100枚までは無料
1~500枚まで660円 - 2019年に三井住友銀行が
300枚まで無料
301枚~500枚まで550円 - 2020年にみずほ銀行と三菱UFJ銀行が
100枚まで無料
101枚~500枚まで550円 - そして、ゆうちょ銀行が2022年に
50枚まで無料
51枚~100枚まで550円
このようにほぼ金融機関が横並びになりました。
極端な例ですが、ゆうちょ銀行で51円分をすべて1円玉で入金すると、550円の手数料が生じ、499円の赤字になるということになります。
上記のお寺さんに100円以上というのは気持ちがわかる気がします。
そんななか明治神宮での新年の初詣で、広さおよそ400畳分の大きな囲いに向かって、おさい銭を投げ入れ、新たな年への願いを込めて手を合わせていました。というニュースですが、
明治神宮には300万人が初詣に訪れるそうです。
その時のお賽銭はどのくらいになるのでしょうか?
想像もつかない金額になると思いますが、当然、硬貨の方が多いと思われます。
その硬貨の両替はどうするのでしょうか?
余計なことですが、硬貨入金手数料はどのくらいになるのか、はたまた何か違う手があるのか、新年早々心配になりました。