「QRコード決済」をやめて現金のみにするお店・・・

キャッシュレス決済がずいぶん普及してきました。

使い始めると現金、特に小銭を持たなくてもいいし、ポイントも付くので、すごくお得で便利です。

これは使う方のメリットですが、お店の方はどうでしょうか?

メリットとしては

  • お釣りを用意する必要がない
    これは銀行や郵便局が硬貨の両替に手数料を取るようになったのでなおさらです。
  • もう一つはお客層が増えるということです。

デメリットとしては

  • キャッレスの会社に決済手数料を支払わなければならないということです。

ところが、この決済手数料の支払いについて

欧風カレーの名店「ボンディ」東京・神田小川町店は

「お客様への大事なお知らせ」とのタイトルで

「当店では現在各種QRコード決済がお使いいただけますが、年内で使用を停止いたします。お客様にはご不便をおかけしますが、来年より現金のみの扱いといたします」として、「利用が増えるにつれ、毎月支払う手数料がすごい金額になってきました。
とりあえず抑えられる経費は抑えます」と理由を挙げました。


ツイッターのプロフィル欄に「乳製品やフルーツをたっぷり使い、辛さの中にもまろやかさがある自慢のカレールーをご賞味ください」と掲げ、多くのファンがいる有名店だ欧です。

QRコード取り扱い停止のお知らせに、1日で7000を超える「いいね!」がつき、コメントは

  • 「長年この業態を続けて来たお店側が言うと重いな。
  • 岡目八目、机上の空論で外野が言う『値上げすれば良い』『現金の方がコストが安い』とかの言葉は響かない」
  • 「電気ガス水道値上がりする中、3%(事業者によって異なる)も手数料取られたらたまらんわなぁ」
  • 「ボンディのカレーが無くなる方がみんな困るので、賛成です」

などの激励や理解の声が相次ぎました。

 

そんな中、実業家の堀江貴文氏(ホリエモン)は

  • 決済手数料分値上げすればいいのにね。
    とツイート

私もこれに賛同します。

前述のように現金管理の手間とリスク(盗難など)、釣銭の準備(手数料がかかる)等々考えるとQRコード決済のメリットはかなりあると思います。
何と言ってもこの時代、消費者がQR決済を望んでいるからです。

このお店、現金飲みの決済にしたらどう変わっていくのでしょうか?