毎月の給料がスマホのキャッシュレス口座に振り込み可能になるという話です。
給与はもともと現金で直接渡すというのが法律で決まっています。
ところが今はほとんど銀行振り込みです。
これは特別処置というものです。
この特別措置ができた背景は1968年(昭和43年)12月10日朝、東京都府中市で金融機関の現金輸送車に積まれた約3億円の現金が白バイ警察官に扮した男に奪われた窃盗事件、いわゆる3億円事件でした。
この3億円は東芝府中工場の給与(ボーナス)だったんです。
それから時が過ぎて今やろうとしているのはデジタル給与です。
給与は銀行口座に振り込まれていますが、買い物をするときは、キャッシュレス決済なので、チャージしなければいけないので(自動チャージというのもありますが・・・)、直接スマホに振り込んでもらえば便利だと思います。
また、給与を振り込む側からすると、振り込み手数料がかからないか、安くなると言うメリットがあります。
この制度は早くて今夏以降といいます。
この制度を利用するには、本人の同意が必要となります。
半分は銀行振り込みで半分はスマホと言うことも出来るようです。
振込上限が100万円で何かあった場合には100万円は保障されると言うことです。
便利な時代になってきたものです。
高齢者には縁遠い話ではあります。
しかし、年金がスマホに振り込まれるというのもありなんですかね