和田秀樹の「ぼけの壁」要約(4の1)・・・

和田秀樹氏の新刊「ぼけの壁」読みました。

きのうの北本EPクラブ例会で紹介し、また回し読みを始めますが、4回に分けて要点を書いてみます。

まず、サブタイトルですが、脳の老化の二大原因、認知症老人性うつが驚くほどよくわかる!!です。

 

脳の老化の最良の予防薬は「生きたいように楽しく生きる」ことです。

2022年の認知症患者600万人、2025年に730万人と増えて、65歳以上5人に1人と大変なことになります。

認知症は暴れる病気でも叫ぶ病気でもなく、「おとなしくなる病気」です。


認知症は完治はできません。しかし発症を遅らせることはできます。

物忘れには「いい物忘れ」「悪い物忘れ」があります。
良い物忘れは、加齢によって自然に増えていく物忘れで、昨日の夕食に何を食べたかを忘れても食べこと自体は覚えている状態です。
悪性の物忘れは、夕食に何を食べたかだけでなく、食べたことさえ忘れてしまう。体験の全体を忘れる。


認知症と診断された時、家族はどうすればよいか「何もしない」ことです。

困ったときは地域にある地域包括支援センターを訪ねて、ケアマネージャーらプロの知恵を借りることです。

そうやって介護負担を減らす方法を常に考えることが結果的により良い介護を続けることにつながります。

認知症介護では今後何が起きるかは医者にも予測がつきません。

なってから考えればいい
問題行動を起こすようになってから対策を考えるのが基本です。

 

次回に続く・・・