いよいよ新聞がなくなる日がぐっと近づいてきました。
朝日新聞が禁断の木の実に手を付けてしまいました。
朝日新聞が5月1日から500円値上げ、新聞用紙など原材料の高騰や、配達コストなどの増加が要因とのことですが
朝日新聞は購読数397万部(実質270万部という話もあります)、前年同期比で13.1%の減少となりました。
毎日新聞は2%減
読売新聞は5.8%減
と比べ、その減少率は突出しています。
売れない⇒値上げ⇒更に売れなくなる⇒値上げと負のスパイラルで、崩壊の道を着実に進んでいます。
朝日新聞は2年前の2021年7月に4037円から4400円に値上し、今回さらに500円値上げで
4900円になりました。
年間6万円は大きな金額です。
他紙は
読売新聞4400円
毎日新聞4300円
東京新聞3700円
私は東京新聞の朝刊だけ購読しています。
大学生で毎日新聞を読む人は1%で、その学生が感じる新聞を読んでいる人はおじいちゃん!と
私もその一人です。
いまや新聞は2世帯に1世帯しか取っていない状況です。
そして、今回の500円の値上げによって、朝日新聞の部数減はさらに進むことが予想されます。
新聞全紙合計で3084万部しかない日本の新聞が消滅する日が迫っています。
この25年間で「5376万部」から「3084万部」になりました。
その減少の原因は
報道姿勢や報道内容に疑問を感じる読者が増えたのもありますが、
なんといっても、デジタル化、インターネット化の普及による情報ツールの変化があります。
その後も紙の凋落が止まらなくなったのは、スマホが進化を遂げ続けたからです。
今やスマホは「電話器」としての範疇を超え、「情報端末」や「カメラ」として機能が求められる複合機器になりました。それをほぼ全員が持ち歩く社会になったわけです。
もう、この動きは止められません。新聞はもう誰が見てもなくなることは間違いのないことです。
早く見切りをつけて違う方向にかじ取りをするしか方法はありません。