Amazon Prime Videoで実際に起きた遭難事故で13人の命を救った人々の物語「13人の命」観ました。
この映画は2018年にタイで起きたタムルアン洞窟の遭難事故の救出活動を映画化したものです。
洞窟に閉じ込められたサッカーチームの少年とコーチ計13名の救出活動にあたった国際的なダイバーのチーム、タイ軍、1万人を超えるボランティアの奮闘を描いています。
2018年、タイ北部のタムルアン洞窟が急な豪雨で浸水し、遊びに来ていた少年サッカーチームと若いコーチが閉じ込められた。
この洞窟は観光地で、間近に迫った雨季には完全に水没してしまいます。
各国から救援隊やボランティアが駆けつける中、洞窟ダイビングの専門家のイギリス人のリック（ヴィゴ・モーテンセン）とジョン（コリン・ファレル）にも招集がかかります。
洞窟の奥まで潜水し、少年たちを発見するリックとジョン、未経験者は酸素ボンベの呼吸に耐えられず、水中でパニックを起こし、溺れてしまうような過酷な現場です。
リックは一計を案じて、ダイバーで麻酔科医のハリーを呼び寄せ、少年たちを麻酔で完全に眠らせ、荷物のように運び出そうというのです。
前代未聞の危険な計画に難色を示すハリーでしたが、タイ軍のダイバーが溺れ死ぬ事故を目の当たりにして、ハリーも覚悟を決めました。
子供用のダイビング装備が用意され、作戦が開始されました。
死者が出ることも覚悟していたリックたちだが、救出は順調に進んでいきます。
最後の一人を運び出し、ダイバーたちも脱出した直後に、洞窟は完全に水没してしまいます。
実話に基づく映画ですが、こんな大変なことがあっての救出作戦、人の命の尊さと人間の英知と勇敢さに感動します。
自身の危険を顧みずに被災した人を救出するために命を懸ける人たちが世界中にいます。
主演の
「グリーンブック」のヴィゴ・モーテンセンと
お勧めの映画です。
