高齢者の運転免許証の返納は考えて・・・

高齢者にとってマイカー運転は憧れのライフスタイルであり、プライドや思い出が詰まっています。

そして、車を所有することは大きなステータスでもありました。

その頃の人々(団塊の世代、1947年〜1950年生まれ、75~77歳)が丁度、免許書更新の時、高齢者講習に認知機能検査が追加になり、車の運転はどうすると自分に問い、また家族からも心配されることになってきました。

高齢者になると判断力や視覚が弱ってきて事故につながりやすいといわれますが、

高齢者の事故は、2019年の東京池袋の高齢者運転者による暴走事故が起きたのをピークに減少傾向にあります。

また、免許証返納は

2022年における運転免許証の自主返納者数は、約45万人、前年より約7万人減少しました。
また、このうち75歳以上は27万人で、こちらも前年より5600人減少しました。
運転免許証の自主返納者数は、60万人にも上った2019年をピークに減少の一途をたどっています。

また、家族が

無理に返納を強制しようとすると人間関係に響きかねません。

よく考えないで返納すると、家に閉じこもったり、認知症などが進んだりする可能性があります。

そこで安全に運転を長続きするためには

マイルールをつくる

  • 雨の日や夜間は運転しない
  • 体調の悪いときは運転しない
  • 1時間以上は運転しない
  • スピードは出さない
  • 運転中はラジオなどは聞かない
  • 同乗者がいないときは乗らない

など

またサポートカー(安全運転サポート車、自動ブレーキ機能やペダル踏み間違い防止時加速抑制装置などを着装した車)を選択するのも有効です。

 

免許証の更新ができれば、気をつけて運転して長く運転できるようにしたいものです。