「タッカー・カールソン」が、プーチン大統領にインタビュー

アメリカのジャーナリスト「タッカー・カールソン」がロシアのプーチン大統領に独占インタビューというニュースを及川義久氏のX(旧ツイッター)で知りました。

アメリカでロシア訪問の反対を押し切りリスクを背負って実行しました。

真実は何か、知る権利を追求するジャーナリストの本来の行動です。

 

ほとんどのジャーナリストはウクライナ戦争をロシアの侵略が悪いと報道しています。

私もそうでした。

ところが、プーチン大統領の2時間にわたるロングインタービューは

最初の30分はプーチン大統領がロシアの歴史についてとうとうと述べました。

ソビエト崩壊から西洋諸国との複雑な関係を知らされました。

そして、そのあとは

 

プーチン大統領は、2年前の侵攻が初めてではなく2012年から続くロシアの内戦といっています。

そして、バイデン米政権に対し「ロシアと交渉した方がいいのではないか」と発言し、米世論の分裂を見透かすように揺さぶりをかけました。

 

プーチン大統領ウクライナに武器支援を行ってきた米国を非難し、「もし本当に戦いを止めたいのなら、武器供与を止めれば、数週間で戦争は終わり、何らかの合意が得られるだろう」と自説を繰り返しました。


また、米国が米軍をウクライナに派遣する可能性を問われると「何のために?」と疑ってみせ「他にやることはないのか。米国は国境、移民、国家債務の問題を抱えている」と述べた。さらにロシアと協定を結べばいいと続けました。

 

ところで、その「タッカーカールソン」とはどんな人物?

タッカーカールソン54歳、討論番組司会、コメンテーター、コラムニスト、米FOXニュースの政治番組の人気司会者でしたが、昨年4月に降板させられました。

タッカーは、侵攻開始当初からロシア支持を表明し、ウクライナを批判し、2020年の米大統領選を巡り、投票集計機の不正操作によってトランプ前大統領の勝利が盗まれたとする陰謀論を広め、FOXが集計機メーカーに約7億8750万ドル(約1200億円)の和解金を支払う原因をつくりました。

 

インタビューがなければ、わからないことが多いですが、今回のウクライナ侵攻についても欧米よりの情報しか聞かされていないので、今回のタッカーカールソンのインタビューで私の考えは少し変わりつつあります。