カスタマーハラスメント条例

東京都が顧客の暴言や理不尽な要求などによる「カスタマハラスメント条例」の制定を検討しています。

カスタマーハラスメント(カスハラ)とは

従業員を大声で怒鳴りつける、土下座を強要する、言いがかりをつけて金品を強要するといった行為が該当します。

お客からの迷惑行為で従業員が心身をすり減らして、退職するケースが増えているのが問題となっているといいます。。

人手不足の中で対応を迫られ、企業活動が萎縮することなどを問題視し、条例が制定されれば全国初となるそうです。

 

条例案ではカスハラの禁止を明記し、周知を図る。行き過ぎた迷惑行為については強要罪などの刑法が適用される余地があることや、対象が限定されかねないことから、罰則は設けない方向で検討する。

 

条例というのはよくありますが、例えば埼玉県のエスカレーター条例がありますが、お願いするだけで罰則がないのでさほど効果は見込めません。

東京都のこの条例も罰則は設けない方向といいますので、効果はあまり期待できないのでは?全国初というパフォーマンスなのでは?といううがった見方もあります。

 

私もクレームとまではいきませんが、結構要望とかを言っていますがカスハラになるほどではありません。

若い人は、サービスが悪いとか対応が悪いとかで、クレームをつけるのではなく、何も言わないで、次回は利用しない人が多いと思います。

これが店としては一番厄介な事なんです。

最近お客の入りが悪くなったけどおかしいな~と原因が店にあるのに気がつかない場合もあります。

罰則のないカスハラ条例、効果はいかに?