NHK受信料とスクランブル化、公共放送

いつも話題になるNHKの受信料の話です。

折しも今回の都知事選挙NHK党の候補者がNHKテレビで政見放送をやっています。

24人の候補者がみんな同じ内容の政見放送で、言っていることは「NHKをぶっ壊す」です。
国民の75%しか払っていない受信料っておかしいでしょうという主張です。

受診料を払っていない人も見られるということで、そこに不公平感があります。

私はNHKと契約をして受信料を払っています。

 

民放はスポンサー成り立っていますので、そのGMでがうざいのでNHKニュースを見ています。

 

NHK党が主張しているスクランブル化にしたら、受信料を払って見たい人だけが見ればよい不公平感はなくなるので、なぜそうしないのか不思議と言っています。

それに対し、NHK側の主張は
スクランブル化には否定的です。

なぜかというと、公共放送としての役割を考えれば、支払った人だけが見られる仕組みは、公共放送にふさわしくない、と思っているようです。

 

そこでスクランブル化とはなにかですが
放送のスクランブル化とは、放送電波を暗号化し、読解する装置がないと、テレビで番組が見られないようにする仕組みです。

有料放送などでも使われている方法で、受信料を支払う人だけがNHKを見られるようにする、ということです。

私も契約しているWowowスクランブル化で受信料を払った人だけが見られるということです。

逆に言えば、見ない人は払わなくてもいい、ということになります。

ただし、災害時などでは、スクランブル化を解除して放送することも可能です。

 

公共放送というんなら税金でやるべきという意見もありますが、


国営放送になり政治的に利用されないかという懸念です。

でも、いまのNHK放送もそうなっていないとは思えない気もしますが、そう考えるとスクランブル化の方がいいかなとも思ってしまします。