長寿の「料理番組」が次々と終了、さびしい思いです。

長寿料理番組が終了していきます。

みんな見ていましたが

印象深いのは土井善晴さんの「おかずのクッキング」です。

26日に終了するというので、最終回を観ました。

最終回で紹介するのは、

  • せりの菜飯
  • 筍のお吸いもの
  • だし巻き玉子

というシンプルながらさわやかな「春の一汁一菜」でした。

 

1974年(昭和49年)4月に放送を開始し、初代の土井勝氏から2代目・土井善晴氏まで48年間続いてきたましたが昨日で終了です。

 

土井善晴氏は、

  • 1988年4月に番組初出演(当時31歳)
  • 1993年、父の土井勝氏から司会を引継ぎ、「家庭料理は愛情」という父の精神を大切にしながら、現代の暮らしにあった日本の家庭料理を紹介してきました。
  • 2000年10月以降は毎週1回、25分の番組というスタイルになりました。
  • 軽妙な語り口と作りやすいレシピで長年、多くの人に親しまれてきました。
  • 2015年からは、日本の家庭料理のかたちを見直す、「一汁一菜」の提案を発信してきました。

私の本棚の料理本土井善晴さんのしか置いていません。

おすすめの本は「一汁一菜という提案」です。

昭和30年代のお母さんの料理ということでしようか

あまりにも、この忙しい世の中で加工食品が街にあふれ、時間の節約にはなりますが、健康的にはどうかな?という警鐘を鳴らす本と思います。

 

こんなに長寿の料理番組が終了するのは、調理すること自体、めんどくさいし、調理済みの食品は山のようにあるので料理に対する興味がなくなってきたのでしょうか?

寂しい思いです。

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「おかずのクッキング」最終回