🍚料理本だったらこれ!!

お題「レシピを見て料理をしている方はどこのサイトあるいはどんな料理本を参考にしていますか?」

 

土井善晴先生料理本です。

以前はいろいろな料理本を読み漁っていましたが、シンプルな料理を提唱する土井先生の本、一択にしました。その他の料理本はすべて処分しました。

土井善晴さんのお父さんの料理研究家土井勝さんの「今日の料理」に影響を受けたのもあるかもしれません。

蔵書は25冊くらいあります。

お勧めの一冊上げるととするなら「一汁一菜でよいという提案」です。

毎日の料理をするにあたっての心構えを習得するにはもってこいの本です。


土井善晴さんの根本には「なぜそうなのか」という「問い」が常にあります。
「一汁一菜」の思想もそうです。
「主菜と副菜と汁物の一汁三菜が日本食の伝統」という固定観念を疑うところから始まりました。

「一汁三菜」は戦後に広まった考え方なんです。

それまで上流社会にはありましたが、庶民は「一汁一菜」でした。
生活習慣病とメタボの原因になる過剰なご馳走の習慣をリセットし、初期化しようということです。

味噌汁に季節にあるものを入れればそれでいい。
その上で、時間、お金、気持ちに余裕があれば、家族、そして自分自身が喜ぶ料理を一つ作る。
そうすると食事が楽しみになるんです。

御飯さえ炊いておけば、みそ汁は冷蔵庫にあるものなんでもいいのです。
おかずが無かったら、作るのが面倒だったら、たまごを割ってみそ汁に入れれば立派なおかずとみそ汁なんです。
それに香の物(ぬかずけ、たくわんなど)があれば一汁一菜になります。

のように土井善晴先生は教えてくれます。

毎日の食事を作るのにどれだけ気が楽になった人が多いことでしょう。