きょうも「一汁一菜」の話です。
私の書棚にあるのは、そば打ちに関するものと、料理は土井善晴さんの本のみで後の料理本は断捨離しました。
というのは、善晴さんのお父さん、土井勝さんのNHK「今日の料理」で「おばんざい」と称した普段の「おかず」の作り方をていねいに、やさしく教えてくれました。
そして、
土井善晴さんの「テレビ朝日「おかずのクッキング」の影響を受けました。
残念ながら土井勝さんから引き続きこの番組も今年3月で48年続いて終了しました。
その集大成が
土井善晴さんの「一汁一菜でよいという提案」だと思っています。
この本はOsakaBookOneProject「第10回 大阪ほんま本大賞」特別賞を受賞しました。
選考にあたった書店員の方々からは、
- 肩の力を抜いて、丁寧につくるお味噌汁。日本人で良かったと思える一冊です。
- 一汁一菜で良いといわれてホッとした。食に対する考え方が軽くなる一冊です
- 身体をつくり出すのにいちばん大切なことは食べること。その前段にあるのが料理すること。それを身につける術を説いた、絶好の指南書です。
など、絶賛の声があがりました。
土井さんは受賞の報を受けて、「〇〇賞なんて、わたしには関係のないことやと思っていたんです。
こんなんはじめてです。
それも大阪の本屋さんの皆さんが選んでくれた言うんですから、これを聞いてめちゃうれしくなりました。
実際に働く人の暮らし方を書いた本ですから、役に立ったんかなと思います。
ほんまありがとうございます。と喜びのコメントを寄せています。
一汁一菜は
日常の食事はご飯と具だくさんの味噌汁で充分。あれば漬物を添えましょう。
ここで料理講座の案内です。
キタガク後期講座(10月から開催)で「一汁一菜の家庭料理」全4回を開催します。
講師は土井善晴さんを心酔するキタガク市民教授の内藤信行さんです。
高齢者の男性で興味のある方はぜひ受講してはいかがでしょうか?
【一汁一菜の家庭料理】~毎日食べても飽きないご飯と味噌汁、漬物他
日時:10月8日(土)9時~12時、毎週4回
場所:中丸公民館
申し込みは8月25日~各公民館で配布で「キタガク講座パンフレット」で