料理研究家の土井善晴さんの「一汁一菜でよいという提案」を読みました。
断捨離して料理の本は土井良晴さんのしかありません。
土井良晴さんは、あのNHKの料理番組「今日の料理」に出て、優しい語り口で家庭料理を世に広めた「土井勝」さんの次男です。
私も小さい頃から「今日の料理」の影響を受けました。
さて、
テレビ朝日の「おかずのクッキング」で有名になった土井良晴さんは、著書「一汁一菜でよいという提案」こう言っています。
ごはんと具たくさんの味噌汁、それでいい
「食事はすべてのはじまり」
大切なことは、一日、一日、自分自身の心の置き場、心地良い場所に帰ってくる暮らしのリズムをつくること。その要となるのが、食事です。
ご馳走があるのが良い家庭、それを作るのは主婦であり女性の仕事でしたが、
時代が変わり、女性の社会進出が当たり前となってきました。
夫婦は共稼ぎで、仕事で疲れて帰宅すると食事作りが待っています。
おかげで、料理が心の負担となってしまいました。
なのに、家事は女性の責任という社会の空気は変わらず、多くの女性が苦しんでいます。
そこで、「一汁一菜でよいという提案」
この本を読んで、毎日の食事を作るのにどれだけ気が楽になった人が多いことでしょう。
食事は毎日の事ですから、もっと簡単にできて、飽きのこない、長続きできる、しかも体に良いのが料理です。
毎日、毎日マスコミでは出来合いのものをPRしていますが、それは簡単ですが、コストと健康を考えると良いとは言えません。
毎日の料理に悩んでいる人に、一度この本を読んでみてください、
原点に戻るというか、これでいいんだとなにか楽になります。