「高齢者を狙う詐欺に気をつけよう」と北本EPクラブの今月のテーマで、勉強してきました。
しかし、前回は1700万円の被害事例でしたが、きょうは埼玉県幸手市で2000万円の被害と東京新聞朝刊埼玉版に載っていました。
いわゆる「オレオレ詐欺」です。
「俺だよ、おれ!」等と息子や孫、夫、甥など肉親を装って電話をかけ、「オレだよ、オレ!」「もしもし?だれ?息子かしら」被害者が「○○かい?」と尋ねると、「そう」などと返答し、これにより肉親と思い込ませる。
70歳以上の高齢女性の被害が多いのが特徴です。
今回も73歳女性です。
長男の関係者を装う男で
- 病院でかばんをなくした
- カバンの中にキャッシュカードが入っている
- 2000万円ほしい
- さらに長男が倒れて病院から出られない
とたたみかけて考える余地を与えないのが手口です。
冷静に考えれば、良くわかったと言って一旦電話を切って、長男に電話をかけるなどして確かめればいいと思うのですが
高齢者が詐欺に遭いやすい理由としては
- 犯人が高齢者の孤独感に付け込んでいる。
- 高齢者の単身暮らしは、誰とも会話をする機会が無く、寂しさを抱えているケースが多いため、親切を装って話しかけると心を許してしまいやすい。
- 高齢者は社会との繋がりが少なく、相談できる相手がいないケースが多い。
- だまされていることに気が付きにくい。
- 高齢になると認知機能が衰えるため、判断力、理解力が低下している。
オレオレ詐欺の特徴としては
高齢者の女性を狙う(高齢男性ではない)
息子を名乗る(娘ではない)
対策としては
電話は留守番電話にしておく(大事なことはスマホにかかってきます)
息子と合言葉を作っておく
迷ったら消費生活センターに相談しましょう(消費者ホットライン188・いやや)