「キタガクオープンカレッジ講座」受講しました・・・

キタガクオープンカレッジ日本薬科大学公開講座を受講しました。

令和5年2月22日(水)10時~11時30分
文化センターにおいて
講師は日本薬科大学、井上裕子教授です。

参加者は30名
講義のタイトルは「ごきげんが身体によいのはなぜでしょう?」

サブタイトルは
ストレスを軽減して、上手に年齢を重ねていくことにはどうすればいいのか
規則正しい生活、家事、睡眠、運動などに気をつけ、前向きに楽しく過ごすことの重要性や、笑顔の秘訣について

具体的でわかりやすく良くまとまっている講座でした。

さて、その内容の一部を紹介しますと

アンチエイジング医療について述べ、自分自身で健康寿命を延ばすことが重要であること、慢性的な循環障害がさまざまな疾患の原因になること、適切な運動により病気の発生率を下げること、そして幸せな人が長生きすることについて説明がありました。
また、一日1万歩が身体によいと言いますが、
運動を怠ると14日目には生活習慣病に罹患しやすくなります。
6000歩でも充分な効果が得られ、少しの運動でも病気の発生率を下げ死亡率を低下させます。
幸福には3つの種類があり、それぞれに手に入れる方法があります。
オキシトシン的幸福を手に入れる方法には、スキンシップ、コミュニケーション、ペットとのふれあい、親切、社会貢献、ボランティア活動などがあります。
ドーパミン的幸福を手に入れる方法には、社会的成功、スポーツや大会での活躍、目標設定と達成、運動、笑顔、瞑想などがあります。

 

井上裕子教授のプロフィール

日本薬科大学の薬学部創薬科学科の教授であり、創薬化学や薬物代謝動態学などの分野において多くの研究を行っています。

また、がん治療薬の開発や抗生物質創薬化学、薬物代謝動態学に関する研究などを行っており、国際的な学会や薬学関連の学術誌に多くの論文を発表しています。

井上教授は、日本の薬学界で重要な役割を果たし、国内外の多くの大学や研究機関から招聘され、講演やワークショップの講師として活躍しています。