新そばの季節になりました
そば店店頭には「新そばあります」のポスターがみられます
あの薄緑のそばと香り、そしてそば湯の美味しいこと
そのポスターをみるとそれだけで食欲がそそられます
かねてからそば仲間の山口さんの紹介で福島県南会津のそば畑のオーナーになりました
特に何もしなかったのですが
きのう福島県南会津の会津高原たていわ農産から20㎏の新そばが届きました
早速そば道場で打ってみました
甘皮が入っていていかに打つのが難しそうなそばこでした
1.25㎏を打ってみました
結構難しいそば粉でした
そばを打った後
南会津の農産の人に電話できいたみたら
南会津の在来種とのことでした
なかなかむつかしいですねといってみたら
水で打ちましたか?
はい
そうですか、こちらではお湯を使うんです
といわれました
へ~お湯ですか
田舎では普通に熱湯をかけてそばを打ちます
とくにつながりにくい10割そばではその手法を使いますが、二八ではその必要がないので普段通り水でやりましたが
加水率が結構高かったです
普通の新そばですと38%~39%で決まるのですが
このそばは42%も入りました
在来種はめずらしいのでそばの品種のこと書きます
そばは在来種と改良種があり
- 在来種はその土地に長い時間をかけて根付いた品種で風味や香りが強くそばらしさを味わうことができますが、そばの実が小さいので収穫量が少ないのが難です
- 改良種は在来種を改良して栽培をしやすくして収穫量を増やしています
有名なところでは
北海道の北早生(きたわせ)そば
関東地方の常陸秋そばがあります
夕食はそば前の純米酒で一杯?、新そばの盛りそばとそば湯で〆でした