「フレイル」とは?要介護の一歩手前・・・

最近「フレイル」という言葉聞きませんか?

フレイルとは、もともと「か弱さ」や「こわれやすさ」を意味する言葉です。

こわれやすいものは大切に扱う必要があり、通常の対応とは区別しなければなりません。

フレイル高齢者とは「こわれやすい高齢者」、すなわち健康寿命を失いやすい高齢者で、健康を保つための配慮が今まで以上に必要な人たちのことです。

 

フレイルとは、健常から要介護へ移行する中間の段階と言われています。

具体的には、加齢に伴い筋力が衰え、疲れやすくなり家に閉じこもりがちになるなど、年齢を重ねたことで生じやすい衰え全般を指しています。

 

そして、新型コロナウィルス感染もフレイルに一役かっています、高齢者においては感染の危険性だけではなく、家に閉じこもることによる健康への悪影響が懸念されています。

なかでも、動かないことで、フレイル(虚弱)が進みます。

たとえば、高齢者が2週間の寝たきりになると、失う筋肉量は、加齢による7年間で失う量に匹敵するといわれています。

 

フレイルの予防としては

  • 体を動かす(ウオーキング一日7000~8000歩)
  • 人と話をする(サークル活動、飲み会など)
  • 嫌なことがあっても明日はいいことがあると考える
  • 義理をかくことをいとわない
  • 好きな人、気の合う人だけと付き合う(嫌いな人とは変な義理立てをしないで疎遠になる)

自戒を込めて書いてみました。