87歳のインフルエンサー(世間に与える影響力が大きい人)。
高齢者でインフルエンサーといえば東京練馬区に住む89歳の大崎博子さんを北本EPクラブでは参考にさせてもらっていますが、
今回は
埼玉県東松山市でひとり暮らしをしている87歳の溝井喜久子さんです。
ずいぶん前ですが夕方のNHKで大崎さんと、きょう紹介する溝井さんが揃ってインタビューを受けた番組が評判になったことがありました。
さて、この溝井さんは年も近いせいか、SNSには似たような経過を持っています。
ツイッターで10万人のフォロワーを持つ溝井さん、毎日の食事を写真に撮ったり、思うことをつぶやいていいます。
まだ働く女性が少ない時代に、大学を卒業して高校教師に、結婚後はずっと専業主婦として暮らし、二人の息子を育てました。
2010年にツイッターを始めて1年ほど経った頃、東日本大震災が起きました。
仙台に暮らす息子さんの安否確認に非常に役立ったと言います。
溝井さんは、三度の食事を画像に撮ってツイッターにアップしています。
ツイッターは二人の息子に対する私の生存確認といっています。
運転免許を持っていないので、スーパーの買い物はめったにで、ほとんどネットで野菜や各種調味料などを買って、キャベツや大根などの大きな野菜はすぐに刻んで冷凍。使いたい分だけ取り出せて便利です。
世の中には便利なものがいっぱい、上手に使いこなさなきゃ損ですよと。
根っからの新しもの好きなんでしょうね。迷ってるヒマがあったらやってみたらいいの。合わないと思ったらやめればいいんだし、やってみなきゃ判断もつかないでしょうといいます。
家から出なくても世の中のことがわかる、誰かとつながって意見の交換ができる。
それだけで、社会の一員でいられるんです。
この溝井さんや大崎さんは高齢者にもこんな新しい生き方があるんですよと言ってくれています。
大いに参考にしていものです。
溝井喜久子さんのツイッターは@kikutomatu