いつ介護をするのか受けるのかわかりません。
その時には介護保険制度を利用することになります。
現在では約606万人の方が利用しています。
介護保険制度は
高齢者の介護を社会全体で支える制度として、2000年にスタートしました。
原則65歳以上の要介護認定を受けた人が、在宅や施設でのサービスを利用できます。
費用は40歳以上が支払う保険料、国と地方の国費、利用者の自己負担で賄います。
急激な高齢化で、利用者は制度開始時の3倍を超え、介護費用の総額は3.7倍の13兆3000億円まで膨らみました。
そのため
厚生労働省は要介護1、2の訪問通所介護を介護保険制度の給付から外して、市町村の事業への移行を検討しているといいます。
その要介護1.2とは
要介護1は、食事や排せつなど基本的なことはできるが、生活の一部で介護サービスが必要な状態です。
要介護2は、食事、トイレ、入浴など日常生活の多くの面で介助が必要な状態になる状態です。
要介護2と判定された人は、理解力や思考力が低下している状態にもなっています。
これに対してサービス低下、健康悪化の恐れがあると反対の声が上がっています。要介護1.2とは、日常生活を送る上で、部分的な介護が必要な状態。
要介護の人は全国一律の運営基準で介護福祉士らが提供するサービスを受けています。
老々介護というのが問題になっていますが、何でも自分でやろうとすると共倒れになります。
そんな時な各地域にある、「地域包括支援センター」というのがあり、そこのケアマネージャーに相談するのがいいと思います。
私のお袋が認知症になった時、そこに相談しました。