「地震は予知できない」という話です。
8月8日に宮崎県日向灘を震源とする最大震度6弱(マグニチュード7.1)の地震が発生しました。
この地震に伴い、気象庁より「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」が発表されました。
この情報は、南海トラフ地震の想定震源域で、大規模地震発生の可能性が平常時に比べて相対的に高まっていることを示す情報です。
しかし、地震の予知については、科学的に、現時点では完全に予知することは難しいとされています。
戦中、戦後マグニチュード7クラスの地震は25回発生していますが、予知された地震はありません。
私が知っている大地震は
- 1964(昭和39年) 新潟地震 M7.5 26人
- 1993(平成5年) 北海道南西沖地震 M7.8 230人
- 1995(平成7年) 阪神・淡路大震災 M7.3 6,437人
- 2011(平成23年) 東日本大震災 M9.0 18,446人
- 2016(平成28年) 熊本地震 M7.3 273人
- 2024(令和6年) 能登半島地震 M7.6 299人
- 2024(令和6年) 宮崎県日向灘地震 M7.1
また、この南海トラス地域では、私が生まれた年の1944年(昭和19年)に東南海地震M7.9があり1200人以上がなくなっています。
この地震は戦時中のことで発表されなかったのです。(軍需工場崩壊)
そして、2年後にまた南海地震がおきて1400人がなくなっています。
昔から「地震は忘れたころにやってくる」といわれています。
地震は予知できないが、いつか必ず発生しますので、普段の準備を怠らないようにしましょ
う。