師走(しわす)

師走(しわす)、あと3週間で2024年(令和6年)がおしまいとなります。

元旦の能登地震と2日の羽田空港日航機の炎上事故で始まった今年、早いです。

年を重ねると時間の経つのが早く感じられるというのは本当です。

 

昔の暦で12月を「師走」と呼びます。

はるか昔には、冬に家々で、師( 僧侶)を招き、読経や仏事を行う習慣があり、そのため僧侶が忙しく各地を訪れることから「しがはせる」が「しはす」に変わったといわれてます。

また、師走と言えば忘年会です。

コロナ過以後「忘年会」と称する飲み会は皆無でしたが、ことしは師走に4回ほど予定されています。

忘年会とは「その年の苦労を忘れるために年末に催す宴会」です。

つまり、その文字通り、この1年の苦しかったことや嫌なことを忘れて、新しい気持ちで次の一年を迎えることを目的とした食事会や飲み会のことを意味しています。

この年になって、大した苦労もしていませんので、忘年会は心苦しいですが、飲み会が好きな私としてはうれしい限りです。

現役のとき、忘年会が行われることが一般的だった昭和に育った私としては懐かしさが蘇ってきます。

今の若い人たちはみんなで集まっての飲み会はあまり好まないようですが、私は好きです。