昨日も書きましたが
高齢者に対する世間の目が何か厄介者のイメージに写っているような気がします。
昔は年長者はみんなから慕われていたように思えます。
人生の先輩ですから色々な事知っています。
ですから、若い人の相談にのったり教えを乞うたりしたものですが、いまやネットの時代、ささっと調べれば済んでしまいますのでそのような機会は減りました。
まもなく「敬老の日」がきます。
9月の第3月曜日(今年は19日です)国民の祭日となっています。
それだけ大切な記念日だったんです。
多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う日なんです。
最近は敬老というのが薄れてきて、ただの祭日で過ぎていくようです。
そうなったのも高齢者にも原因があるのかもと思うようになってきました。
加齢になるのを極端に嫌がる傾向が強くなってきています。
年は取りたくない、若くいよう、若くなれるならなんでもしようなど
それは無理な事、だれでも加齢していくのです。
それをやさしく受け止め、こんなに長く生きてきて自分に対し「ありがとう」をいいましょう。
加齢は人生のベテランです。
いままで数々のトライ&エラーを繰り返してきて、人生の知識、知恵のノウハウが蓄積しています。
若い人にはないものを熟得しています。
ですから、
仕事、人生、生活
どんなことでも、なんでも培った経験で簡単にこなしていけるのが高齢者です。
しかし、体力はどんどん衰えていきます。
テレビのCMをみていると、若返りのためのサプリメントとか健康食品のオンパレーどです。
そんなことに惑わされないように
体力の衰えはあたりまえです。
そこは、運動、睡眠、食事で進行を遅らせましょう。
老いはゆっくり受け止めて、いままで培ってきたものを土台にして自信をもって、ステキな高齢者になりたいものです。