NHKラジオ深夜便ワールドネットワークでアメリカ、ロサンゼルスの二見文子リポーターが昨朝話していました。
ドライ・ジャニュアリー(Dry January)です。
これは、乾いた1月=ノンアルコール月間のことです。
アメリカでは年末は感謝祭、クリスマス、大晦日といったイベントごとが続き、飲酒量もつい増えてしまいがち。そこで、新年を迎えたこのタイミングで「心新たに悪しき習慣を断ち切ろう」「1ヵ月禁酒して体をリセットしよう」と思い立った人々が実践する新習慣です。
2021年のドライ・ジャニュアリーに参加した人の割合はアメリカの成人人口の15%に達していて、2020年から10%増加したといいます。
また、アルコールを定期的に飲んでいるアメリカ人の23%が、来年のドライ・ジャニュアリーに参加する意思があると回答しています。
若い世代(16歳〜24歳)では、アルコールを全く飲まない人の割合が他のどの世代よりも多く、しかも、年々その割合が高まってきているといいます。
また、ジェネレーションZ世代(1996年から2014年までに生まれた世代)よりひとつ上のミレニアル世代(25歳〜40歳)も、アルコールを控える傾向にあります。
ミレニアル世代の66%が飲酒の機会を減らす意思があるとしており、47%が健康維持を、27%がダイエットを理由に挙げています。
日本も年代が低い人の酒を飲まない人が増えています。
- 20歳代で全く酒を飲まない 29%
- ほとんど飲まない 14.4%
- 毎日酒を飲む 10.6%
20歳代の43.4%の人がほとんど酒を飲まないことになります。
また、
60歳以上の毎日酒を飲む人は28.5%となっています。
私の場合はこの範疇に入りますが、それにしても毎日飲む人が3割に満たないとは驚きです。
その反面、ノンアルコール飲料の伸びは著しいと言います。
アルコール飲料のほとんどにノンアルコールがあるそうです。
世の中、アルコール一つにとっても変化しつつあります。
私は「ドライ・ジャニュアリー」はお預けという事になります。