後期高齢者が増えてきています。
特に団塊の世代(昭和22年~24年生まれ)の806万人が75歳になっていきます。
北本市の人口は65200人、
高齢者(65歳以上)は21380人、32.5%です。
後期高齢者(75歳以上)11152人(17.1%)
超高齢化の日本では70歳代の約半数が働いています。
昔の定年は55歳でした。
それから60歳になり、いまは65歳、さらに70歳が企業の努力義務となっています。
私の場合は65歳まで働ける環境にありましたが、60歳でリタイヤし、出張そば教室や幼稚園の給食などをやってきました。
もうリタイヤしてから18年が過ぎようとしています。
早いものです。
年を取ってからも仕事を続けることは人との交流があったり、頭を使ったりすることで認知症予防になるといいます。
また、お小遣いにもなります。
今の高齢者の就業率は25.1%
70~74歳の男性の就業者の割合は41.3%、女性の就業者の割合は24.7%と高齢者の就業率が増加しています。
しかし、
- 経済成長率の鈍化
- 人口の高齢化
- 中高年の賃金や定年後の退職金の減少
- 厚生年金の支給開始年齢引き上げ
- 公的年金の給付水準の引き下げ
などの経済的な事情が、働き続けることを選択する人が増加しています。
また、70歳まで働かせたいという国の思惑もあります。
国としても、できるだけ長く働く人を増やすような政策、方針をとっています。
年金の支給年を遅らせて年金の財政を維持する。
働くことにより、認知症になつたり健康を害することが少なくなることで、年々増え続ける医療費の削減もできる。
などです。
70歳といっても、皆さん若く、昔の50歳の感覚です。
もう年だからと言わないで、50代の頃を思い出して、健康の為、働いてみましょう。