北本駅近くのそば畑で、白いそばの花が満開です。
そろそろ新そばの時期がやってきました。
まだ花が咲いた状態ですから、収穫はまだ先になります。
本州ではそばは8月の下旬に種まきをおこない10月下旬から11月上旬に収穫になります。
そばは収穫まで75日と早いので「救荒作物」といわれています。
救荒作物とは。お米が飢饉とか災害などで、穫れなくなくなった時のための食物をいいます。
さて、その新そばですが、10月初旬からは北海道産の新そばが出回ってきます。
国産のそば粉ってものすごく貴重なんです。
そば粉全体に占める国産そば粉の割合は20%くらいでしょうか
そのほかは中国産がほとんどで、価格は国産そば粉の5分の一の価格です。
ですからこの国産のそば粉で打ったそばは
お店では一人前800円~1000円っていわれても納得しなければいけない値段なんです。
もうすぐ北海道産の新そばが鴻巣市の松村製粉所に入荷します。
昨年は10月9日に新そばを打っています。
90日の真夏日を記録したこの夏、暑い暑いと言っていたら、もう新そばの季節になりました。季節の巡りは早いです。