東京新聞の発言欄に「パンの耳に教わったこと」の投稿がありました。
投稿者の子どもが通う保育園の給食は、おかずだけで主食は持参していると言うスタイルです。
お母さんに「明日はご飯ではなく、パンの耳がいい」とその子供が言ったそうです。
どうしてって聞くと、同じクラスの子がパンの耳を持ってきたので、自分もそうしたいというのです。
お母さんは不思議と思いながらも、仕方なく食パンの耳を切り落として弁当箱に詰めて持たせました。
ある日、保護者の保育参加があり、パンの耳を最初に持ってきた子の親に聞いたそうです。
そうするとご飯が少ししかなかったので、隙間を埋めるためにパン屋さんで買ったパンの耳を入れたとの事でした。
子供たちはパンのみ弁当に大喜びし、楽しい給食時間を過ごしたといいます。
この話で、パンの耳と聞くと厄介者というイメージがありますね
サンドイッチを作るときは耳はカットして捨てている人もいるそうですが、私はそのままカットします。
耳が硬そうだったら、カットしてフライパンでラスクにしてビールのつまみにします。
パンの耳で思い出すのは、
高校生の頃、通学路にパン屋さんがあり、サンドイッチをつくった余りの耳を大きな袋に詰めて売っていました。
たしか、50円位でしたか、耳にジャムが少しついているのがあったりして、やった~!と喜んだりして、よく買って食べながら下校したものです。
あのパンの耳の味は今でも忘れられません。