そば店の経営はたいへん

深谷市にある「そば遊歩」に行ってきた。開業1年半、店主の根岸昇司さんは自分の納得のいくそばを研究し、自信を持って、それをお客さんに提供している。良い物を出していると必ずお客さんは来てくれる。その信念の下に・・・そして、少しずつお客さんは増え続けているが、当初の計画通りにはまだ時間がかかりそうと話しておられた。そば店の営業は利益が出て採算があがるまで時間を要し、その時間は2年間ということである。多くのそば店は2年目が一番きつく、それを乗り越えれば軌道に乗るという。根岸さんはそのきつい時期に入る前に何か手を打つべきであると考え始めている。今日はその試みのひとつの「試作そば」を出してくれた。せいろ粉に挽きぐるみと甘皮を加えた、せいろと挽きぐるみの丁度中間にあたるそばで香り、食感とも申し分ない美味しいそばである。その他に根岸さんの頭には新しい企画があるそうなので今後に期待したい。 p1040491m.jpg