北本EPクラブの回し読み愛読書「80の壁」、「ボケの壁」などの作者、精神科医の和田秀樹さんがネット(Googleニュース)に書いてました。
年齢より若々しく見える人は、老け込んでしまう人と何が一番違うんでしょうか?
それは「気持ちが若い」んだそうです。
老け込んでいく人は、「もう年なんだから海外旅行はやめよう」「食べ物も野菜中心の健康的なものにしよう」「もう若くはないのだから目立つ格好はやめておこう」というふうに何事にも用心深くなって、自分自身にブレーキをかけるようになります。
日本には、高齢者に対する変な生活規範や道徳観の押しつけがあります。
- 「年を取ったら派手なことは控えるべきだ」
- 「欲はもたずに淡々と生きるべきだ」
とか勝手に決めつけますが、何の根拠もありません。
にもかかわらず、それに反するような行動をとろうものなら - 「いい年をして」
- 「年甲斐もなく」
- 「みっともない」
とひんしゅくを買います。
高齢になっても何ごとも楽しめる人になるか、何をしてもつまらない人になるかは、自分の「欲望」とのつき合い方にかかっているのです。
そんなふうに周りから言われるのを気にしたり、自分に言い聞かせたりしないで、おもしろそうだなと思ったことはやってみることです。
せっかくここまで生きてきて、やっと手にした「自由な人生」を自ら手放してしまっては、もったいないことです。
要するに年の事は考えずに、自分の好きな事を好きなようにやり、人から何を言われても気にしないで、わがままに過ごせばいいんです。
と、私なりに思ってしまいました。