和田秀樹氏の著書「80歳の壁」と「80歳の壁実践編」を北本EPクラブのメンバーに回し読みをしています。
その中から認知症の予防に役立つ事を抜粋してみました。
相手に合わせることばかり考えていたら、脳は欲求不満に陥ります。
適度に自己主張をしながら、楽しくつき合える関係を心がけましょう。
- 若い人とつき合う
気楽で楽しいからと同年代の人とばかりつき合いしていると、刺激の乏しい会話になってしまいます。(年や体調の話など)
いろいろな世代が集まるサークルやボランティアなどに参加して、若い人たちともつき合いましょう。
今風の考え方や流行している言葉、ファッションなどの知識を得ると「前頭葉」が活発化し、新鮮な驚きや感動が心を満たしてくれます。 - いつもの店ばかり行かない。
どうしても行きつけの店ばかり行ってしまいますが、たまには、新しい店にも足を向け、脳を解放しましょう。 - 我慢しない生活を心がける。
私の場合も、現役の時は、我慢や節制を強いられてきました。
リタイアしてからは、あまり人との付き合いはそんなに気を使わなくなり、ストレスが溜らなくなり快適です。(相手にストレスを与えているかも?) - 家族とは「つかず離れず」の関係を保つ。
家族に囲まれた穏やかな生活は大切なものですが、「前頭葉」への刺激が少ないため、ボケるリスクが高くなります。
ひとりでウオーキング、ひとりで映画を観る、カフェで一休みする、旅行に出る、この小さな冒険が脳を活性化します。
ひとりだから得られる心地よい緊張感、出合える新鮮な驚きを、存分に味わいたいものです。
いま、700万人の認知症患者がいて、軽度認知症を含めると2025年には1000万人を超えると言われています。
認知症にならないよう、先ず外に出ることが最重要です。
外に出ることは必然的に歩くことになり、新しいことに出会えるチャンスが増えます。
週5日、20分歩くと認知症発生率が40%下がると和田秀樹氏は書いています。
頑張りましょう。新しい発見、出会いに