羽生名人のインタビュー

今朝のNHKラジオ深夜便100年インタビューは将棋の羽生善治名人だった。将棋はまったく知らないが、インタビューの内容は興味をそそるものだった。将棋に「高飛車」というのがある。これは飛車を自軍の前方に高く進め強圧する戦法から、相手を頭越しに威圧することから高圧的な意味にとられるようになり、あまり使われない手だったが、この高飛車が流行った時期があったという。セオリーにあまりとらわれない自由な発想が大切とも言っていた。そば打ちの世界にもセオリーがあるが世の中が変わっていくときに果たしてそれが大切なものかどうかを再考してみる必要があるかもしれない。老舗といわれている有名店はお客に気がつかれないように時代にあった改良、改善を重ねて伝統を守っているという。その点そばの世界は変化が少ないと思うがいかがなものだろうか。
ちなみに羽生名人の好物は「そば」との事である。