ウオーキングの効果、7000歩で頭打ち・・・

昨日は陽気につられて、12600歩、9.6㎞歩いたが、そんなに歩いても期待される効果がないとの研究結果が出たとのこと。

どうも1万歩あるかないといけないという思いこみがあったようです。

というのも「万歩計」なるものが、その文字通り目標に思い込んでいたかもしれません。

研究結果は

高齢者の健康のために1日に1万歩を歩くことは、死亡リスクを減らすためには必要なく、1日に約5000~7000歩で頭打ちになることが明らかになった。

研究によると、1日の歩数が5000歩未満の人が歩数を1000歩増やすことで、死亡リスクが23%低下するが、5000歩以上の人は歩数を増やしても有益な効果は見られない。

フレイル(要介護一歩手前状態)に該当する高齢者は1日当たりの歩数が約5000歩までは死亡リスクに有益な効果を示さなかったが、約5000歩を超えると死亡リスクが大きく下がった。

しかし、フレイルでない高齢者は1日当たり約5000~7000歩で死亡リスクの減少効果が底を打つことがわかり、フレイルの有無によって死亡リスクを減らすための最適な歩数が異なることが報告された。

 

一方、若者については、年齢や健康状態によって適切な歩数が異なるため、一概には言えません。

一般的には、WHOが推奨している週に約150分間の中等度の運動(たとえば、速歩きや軽いジョギングなど)を行うことが望ましいとされています。

これを1日あたりに換算すると、約30分間の運動が必要ということになりますが、この運動量を達成するためには、日常生活の中で積極的に動くことも重要です。

 

総じて言えることは、適度な運動が健康に良いことは間違いなく、高齢者についても、適切なレベルの運動が長寿につながることが分かっています。

ただし、歩数については、適切な範囲内であれば良いということであり、5000~7000歩程度がその範囲とされています。

 

うーん、10000歩(約8㎞)は結構ハードルが高いと思っていました。

5000歩~7000歩を歩くよう考えを改めてみたいと思っています。

膝に故障がない人は10000歩歩いても悪いことはないとも言っていますが・・・