一茶庵系の2店のそば店

今日はそばツアー、2件のそば店に行ってきた。同じ一茶庵系列のそば店である。八王子の「車家」は「友蕎子」片倉康雄さんに21年従事した、小川修氏、昭和47年オープンの老舗、もう一店は片倉康雄さんの一番弟子「達磨」の高橋邦弘氏に修行した若きそば職人小川誠司さん、所沢市の「狭山翁」である。いずれも一茶庵系なので共通点がある。そばとつゆは継承している味である。車家は従業員もたくさんいる大きな店であるが、店員と厨房の意思疎通に問題があるように思う。有名店にありがちな、繁盛しているのをいことになんでも店主体で進めていく感があった。11時30分に店に入って二八そばを頼んだが暫くして店員が来て「二八がそば粉の状態が悪いので今日はありません」とのことであった。それではしょうがないと思い「せいろそば」にしたのだが、これは9:1で打っていると言う。どうも納得がいかない定員の対応であった。 2件目は2年振りの「狭山翁」、主人のお母さんとの絶妙な会話でそば前をいただいた後、ざるそばを注文、少し細いそばと感じたので主人に尋ねたところ夏場は「延し」で延びてしまうとという。素人にはわからないことであったがそういう事もあるのかなーと納得してしまった。そば粉を欲しいと行ったら主人がすぐ挽いてくれた。家族的な雰囲気の「狭山翁」と有名店になりすぎた大きな店「車家」の同じ一茶庵系の2店を体験したそばツアーであった。

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