低アルコール飲料の需要が増えてきています。
その理由は
グローバル、SDGs、健康にいいことをしようという動きの中で、飲酒について関心がもたれていることです。
「安くて短時間で酔える」と人気を集めてきたストロング系の酎ハイ(アルコール8~9%)が半減しています。
また、取り扱いのメーカーも激減です。
酎ハイに限らずビールにもその影響が表れつつあります。
アサヒビールの「アサヒスーパードライ ドライクリスタル(アルコール分3.5%)の発売があり、アルコール度数1%未満のビール(酒ではない)も発売されてています。
ビールは通常5%ですが中間に3.5%、1%未満、ノンアルコールと選択肢が増えたことにはなります。
今の若い人の飲酒習慣がある人は20代で7.8%、30代で17.2%とあえて飲まない人が増えています。
健康面での指標は厚労省で出している「生活習慣病のリスクを高める量の飲酒」として、1日平均純アルコール摂取量が男性40g以上、女性20g以上と定義しています。
純アルコール量20gとは
- ビール中ビン1本(500ml)
- 日本酒1合(180ml)
- チュウハイ(7%)350ml缶1本
- ウィスキーダブル1杯(60ml)
などに相当する量です。
酒類はパッケージにこの純アルコール量が書いてあります。
意外と飲める量が少ないと思いませんか?
しかし、健康志向のたかまりでていあるコルへの傾向は続いていくと思います。