いまだにファックス?東京都の感染者数・・・

 毎日夕方4時45分になるとテレビで速報として新規感染者が発表されます

東京では4000人を超えています

埼玉県でも1500人近い人が感染するようになりました

 

新規感染者の発表までの流れがどうなっているのかを調べてみますと

東京都の場合

  1. 医療機関又は保健所で検体を採取
  2. 検査機関で検査 (PCR、抗原検査)
  3. 結果判明
  4. 医療機関感染症法に基づく発生届を作成し、医療機関所在地の管轄保健所に送付(保健所が検体を採取した場合は、保健所が発生届を作成)
  5. 発生届は医師から→保健所→都庁へとファクスにて送信される

東京都は午前9時にこの日に発表される感染者数の報告が締め切られます

都の担当職員が都庁の30階にある感染症対策部には2台のファクスが常備され、そこに都内31保健所から「新型コロナウイルス感染症発生届」が送られてきます

感染者1人につき、A4判1枚この枚数が、その日に発表される都内の感染者数となります

届の作成から都職員による集計までおおむね3日間かかります

したがって都が発表する感染者数は発表日から数え3日前のデータとなります

 

ここで驚いたのはいまだにファックスが使われていることです

いまファックス?

4000枚のファックスを見ながら職員が集計?

これでは3日かかるのはわかりますが・・・

何かファックスを使う特別な理由があるのでしょうか

 

それから、民間が行っているPCRや抗原検査で陽性者はカウントされないということです

新規感染者は発表の数よりもっともっと多いということになります