毎週土曜日のNHKテレビ朝5時40分から10分間「あの人に会いたい」をみています。
亡くなった有名人の生前の功績や生き方を紹介してくれる番組です。
今回は99歳で亡くなった作家、僧侶の瀬戸内寂聴さんでした。
「今を切に生きる」と言ってました。
いまこの一瞬一瞬をひたむきに生きる
過去の失敗に執着せずに、これから起こる未来を心配し過ぎずに「今」この瞬間を生きることです。
充実した人生を送っている人たちが口を揃えて唱える「今を生きろ」という言葉
儒教の極意です。現実に目の前で起こっていることを、ひたすらに一生懸命生きるしかありません。
やがて来る老いをどう迎えるか、誰もが気がかりな問題です。
誰だって死ぬ日まで元気でいて、ころりと死にたいと思いますが、そうは問屋が卸さないのが人生です。今日を大切にしてください(瀬戸内寂聴)
この年になってくるとどうしても先のことを考えてしまいます。
この寂聴さんの話を聞いて考えてみました。
私たちは明日どうなるかわかりません。
死ぬかもしれないし、まだ生きているかもしれません。
また、過去の事を思ってももう済んだことなんです。
だから必然的に今日を精一杯生きることだと思います。
人生は、今という時間の積み重ねです。
一番大切なのは、「今」なのです。